プレゼピオ

プレゼピオ

ハロウィンが終わっていよいよクリスマスがやってきます!イタリアでは「プレゼピオ(presepio/ presepe ) 」というキリスト生誕のジオラマ模型を飾る習慣があります。

なんでもクリスマスツリーやリースを飾る習慣は北ヨーロッパが発祥で、イタリアではこのプレゼピオが元々のクリスマスの飾りだそうです。

その歴史は13世紀、ウンブリア州のアッシジに近い町グレッチェ (Greccie) で聖フランチェスコがキリスト生誕の場面を本物の人間で再現したところから始まります。洞窟に藁を敷き、幼子イエスとマリアとヨセフ役(聖家族) の人を決め、本物の動物たち(ロバと牛)も連れてきて再現しようと思い立った聖フランチェスコ、なんだか可愛いです。今でも模型ではなく人々が演じてつく られるプレゼピオも地方ではあるそうです。

「プレゼピオ (presepio/ presepe ) 」とはラテン語preasape (飼い葉桶) に由来していて、主要な登場人物は先ほど挙げた聖家族の幼子キリスト・マリア・ヨセフと牛・ロバですが、その後、羊飼い、東方の三賢人、天使、羊など他の 人物・動物も置かれるようになりました。プレゼピオは教会でも楽しむことができ、中でもバチカンのサンピエトロ広場には実物大の巨大なプレゼピオが置かれ ることで有名です。

マリアの御宿りの祝日12月8日から飾り付けは始まり、1月6日の公現祭( epifania ) まで楽しみます。プレゼピオで最も面白いのは、幼子イエスは24日まで飼い葉桶の中には見当たらず、25日に日付が変わってから飾られるということです。 飾られたプレゼピオを25日の前後で二回楽しめますね!

模型は広場や通りで12月8日を境に盛んに売られるようになるそうで、ナポリのサン・グレゴリオ・アルメーノ通りで売られるものが最も有名で、ローマではナヴォ―ナ広場が有名と聞きました。

マリアあるいはマドンナ

ここで興味深い話をひとつ。ホストマザーにプレゼピオの話をしていて「プレゼピオの人形( bambola ) はどこで買えるの?」と尋ねたら、「違う違う、プレゼピオは心を持っているから登場人物( personaggi ) と呼ぶんだよ」と訂正されました。イタリアではキリスト教信者は意外と少ないですが、やはり普通の人形とは一線を画した存在なのだと感じました。

この時期にイタリアに赴く機会がある人、教会のプレゼピオや売られているプレゼピオ、ぜひチェックしてみてくださいね。ロンバルディア州にはプレゼピオの博物館もあり、いろいろな時代のプレゼピオを見ることができます。写真も載せられているのでぜひどうぞ。 Museo del Presepio(プレゼピオの博物館)のウェブサイトをご覧ください。

マイ

写真引用元
写真2〜4 Museo del presepioの写真

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s