Fettuccine Alfredo: フェットゥッチーネ・アルフレード

きっかけ

 先日、僕が日本語を教えているアメリカ人の知り合いから「アルフレードっていうパスタソース知ってる?」と聞かれました。たくさんのパスタソースを食べてきた僕でしたが、この名前は初めてです。日本では、コストコとかで買えるとのことですが、僕はその原点が知りたいと思い、調べてみました。

なに?

 フェットゥッチーネ・アルフレードとは、「フェットゥッチーネ」というイタリアのパスタの種類の名前と、そのフェットゥッチーネのレシピとして有名な「アルフレード」という名前の組み合わせから成っています。

 フェットゥッチーネとは、簡単に言えば、名古屋のきしめんのようなパスタのことです。平らな麺なので、フォークを使って食べるのは難しいです。その一方で、その形状からソースとよく絡むので、スパゲッティやラザニアとはまた違った味が楽しめるパスタです。

 アルフレードとは、ローマにある老舗レストランの名前です。もちろん厳密に言えば、そのオーナーシェフの方の名前です。このレストランは1907年にオープンし(屋号は、リストランテ・アルフレード)、経営者は替わりながらも、今も営業しています(現在の屋号は、リストランテ・アルフレード・アッラ・スクローファ)。1920年にそのレストランで生まれたのが、フェットゥッチーネ・アルフレードなのです。

作り方は?

 同レストランのホームページを拝見すると、簡単ではありますが、レシピが載っています。それに依ると、まず材料は3つ、フェットゥッチーネ、バター、パルミジャーノ・レジャーノだけです。

  1. 十分に水を入れた鍋を火にかけておき、沸騰してきたら適度に塩を加え、併せてフェットゥッチーネも中に入れる。
  2. 熱くしておいた皿にバターを塗っておき、そこへ、程よく湯がいたフェットゥッチーネを、よく水気を切ってから入れる。
  3. その上からパルミジャーノ・レジャーノをたっぷりとかけ、全体を丁寧によく和える。
  4. 全体がよく馴染んできたら皿の縁にチーズがクリーム状になって現われてくるので、出来上がり。熱いうちに召し上がれ。

 なんとなくイメージが出来るでしょうか? つまり、パルミジャーノ・レジャーノの濃厚な味を存分に味わおう、というコンセプトのレシピなのです。したがって、準備できるパルミジャーノ・レジャーノのクオリティが味を左右します。

最後に

 日本のイタリアンでは普段は見かけません。庶民的なレストランではトマトソースやラグーが中心のメニューですし、高級店に行けばオマール海老や雲丹などの高級食材を盛り込んだメニューが多く、(フェットゥッチーネ・)アルフレードのように、シンプルかつ味わいの深いレシピは、日本では居場所がないのかもしれません。しかし、そういうレシピの中にこそ、イタリア料理の「心」が感じられる、と僕は思います。

以上

ケン

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