日本語でイタリアを知る ーチーズ

ITAPPONのブログでは、日本とイタリアの文化の紹介を行っています。今回僕は初めて、「イタリア文化を学べる日本語の本」を紹介するシリーズを始めようと思います。僕がイタリア語を初めて学んだ1995年に比べると、今は日本語でも多くのイタリア文化を知ることができます。そこで、僕個人がいいなと思った本をこのブログで紹介し、読者の皆さんとこれから共有していきたいなと思い、このテーマを思いつきました。

 初回のテーマは、チーズです。そして、イタリアのチーズを学ぶのにこの本をお勧めします。

「イタリアチーズの故郷を訪ねて」(本間るみ子、旭屋出版)

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「イタリアチーズの故郷を訪ねて」

 この本は、イタリアの地域毎(北部、中部、南部)のチーズ作りの位置づけを説明するところから始まり、DOPという品質保護のための制度について教えてくれた後、その品質を持つ48品種について解説してくれます。

 各品種について、その製造方法から歴史、外観や風味の特徴まで丁寧に説明してあり、読んでいると48品種をすぐに味見したくなるような情報が満載です。時々専門用語(最終的に生成する前の段階のチーズの固まりを意味する、カードなど)が使われているのですが、前後を読めばなんとなく意味は分かるので問題はありません。

 また、「食べ方」という項目もあり、具体的にどんな味わい方が適しているのかを知ることもできます。

 僕自身は、フォンティーナというチーズが好きなのですが、この本にはそれもちゃんと載っています。ヴァッレ・ダオスタというイタリアの一番北にある州の一つで生産され、イタリア版チーズフォンデュに使われるチーズ、とあります。僕にとってフォンティーナは、行きつけのバールで昼食用のパニーノを作ってもらう時のお決まりのチーズに過ぎなかったのですが、今度イタリアに行く時は是非”本来の”食べ方であるチーズフォンデュで味わってみたいなと思いました。

 この本は写真も豊富で、各チーズを作っているところやそのチーズがどんな環境で作られているのかを雄弁に語ってくれます。同時に、チーズを軸として、イタリアの各地方の土地の特徴(気候や地形その他)を知ることにも役立ちます。

 僕自身は、ワインやチーズに詳しくなりたいと思っており、そのためにもイタリアの自然環境とその特徴について勉強したかったので、この本を最初の軸足としてさっそく初めてみようと思っています。

 最後に、チーズつながりで是非合わせて紹介したいのが、「チーズのちから」(吉田牧場の皆さん)です。岡山県にある吉田牧場の吉田全作さんご一家で共著された本で、チーズ作りとは何か、を分かりやすく教えてくれます。この本の中には、チーズの名前もたくさんでてくるのですが、それらを上の本で調べながら読むと両方の本を一層楽しめますよ。

 最後に、イタリアの文化は他にもワインや美術、サッカーなどがあります。そして、今の日本にはこれらに関する本もたくさん出ています。僕はITAPPONの活動を通じて、良いものをみなさんと共有するべくどんどん紹介していきたいと思っています。次回のこのシリーズもお楽しみに。

 ケン

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