イタリアで日本食を食べる

Itappon-20mar2015foto-KEN「せっかくイタリアに来ているのに日本食を食べるなんてどういうこと?」とおっしゃる方もきっといると思います。僕自身、幾つかの理由から、ミラノ滞在の最終盤までは日本食を食べにいくことには全く関心を持っていませんでした。しかし、後から振り返ってみて、わざわざ高いお金を払ってでも食べにいく価値はあるかもしれないな、と今は思っています。それはなぜか。そして、どこで食べるべきか。今回はそんなことをザザッと見ていきたいと思います。

まず、敢えてデメリットから触れますが、とにかく高いです。たとえば、具が控えめなラーメンが1杯1,800円とか普通にします。煮卵とかトッピングしてしまうとその時点で2,100円になります。そして、ラーメンで言えば、麺もスープも味わいが浅く実際の値段以上にコスパ的に割高に感じます。

スープに関しては、日本産の鰹節がEU域内に存在しないことが影響していると思います。そのために、ラーメンのスープは味噌・醤油・豚骨のいずれにせよ、味に深みがありません。ちなみに鰹節は、日本産の本物は今年のミラノ万博で初めて(そして最後?)EU内に輸出できることになっています。だから、今イタリアで買える製品は(一応、あるにはある)日本以外で生産されたものだけです。だから、風味が劣ります。

前置きが長くなりました。本題ですが、日本食を食べにいくと日本人と知り合うことができます。僕は、ここに大なり小なり色々な可能性があるだろうと思います。お店を経営している人やそのお店に常連としてくる人、またその友人知人と、色々可能性は広がります。もちろん、色んな人がいるので「とにかく知り合いを増やせば良い」というものではありませんが、その辺は書くに及ばないでしょう。

とにかく、僕が今回このテーマを取り上げたのはイタリア人のパートナーを見つける努力がまず先にあるべきだけれども、そこからさらに可能性を広げようと考えた時に、日本人同士という関係性からアプローチするのもありだなと思ったからです。もっとも、別の視点では、一部のお店では通うたびに料理の味がどんどん美味しくなっていく(日本の味に近くなる)ので、その過程を感じるのが私は好きでした。

さて、ここからはミラノで私が実際に食べたお店を少し紹介します。まず、地下鉄ガンバラ駅近くにある「ふくろう」です。僕は昼も夜も食べたことがありますが、値段は平均より高めです。そして、店内がよほどガラガラでない限り、注文してから料理が運ばれてくるまで20分から30分はかかります。しかし、味は上等です。魚も新鮮だし、ご飯も美味しいです。なにより、スタッフ全員本物の日本人が揃っていて、安心です。店内の内装はほんとに「和」そのものです。

次に、三平(さんぺい)です。ミラノのドゥオーモ広場近くにあります。値段はふくろうと同じくらいです。メニューの幅が広く、店内はとても広いです。ただ、ここは経営者やレジ担当者のみが日本人の方で、スタッフはイタリア人です。もちろん、彼らは彼らでとても親切で感じが良いので不満はありません。私は海鮮丼が好きでした。2000円前後と、値段はかなりしますけども。

三平の二階にはガラス張りの板場があります。これは想像ですが、夜の営業ではあそこで板前が料理の腕をパフォーマンスも兼ねて披露しているのではないでしょうか。一度見てみたい気がします。

他にもミラノには今やたくさんの日本レストランがありますが、また別の機会にまとめてみたいと思います。あ、中国人経営の日本食レストランが割合的には多いのですが、安かろう悪かろうなので、うっかり入ってしまわないよう気を付けましょう。刺身とか、もう「ぐったり」した感じのがでてきたりしますから。。。

ケン

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