イタリアに留学する (4)

はじめに(2013年)

イタリアの大学に単科コースで入学してから、早2ヶ月が過ぎました。今回は、これから初めて迎える学期末試験について書きます。なお、内容は全てミラノ大学での仕組みに基づいています。イタリアの他の大学でも共通する内容がほとんどだとは思うのですが、都合上、ミラノ大学を前提として書きます。

単位の登録

単位ですが、僕が日本で大学生だった頃は、授業毎に単位数が予め決まっていました。一番多いのは2単位で、半期で修了する授業でした。ミラノ大学では、同一授業について、各人の単位取得計画に応じて何単位を取得したいか選ぶことができます。

例えば、僕の前期の登録授業である中世美術史は、僕の登録は6単位ですが、アレッサンドロは9単位の登録です。彼は3年コースの所謂普通の大学生なので、この授業は必修科目です。よって、9単位登録が義務づけられています。他方で、僕は単科コース生のため、自分で好きに選べます。

では、6単位と9単位は何が違うのでしょうか。

60時間

1つの授業は、総時間数が60時間と決められています。これが20時間ごとに3つに分けられています。それぞれ、A,B,Cと呼ばれ、概ねAでは基礎知識や背景を学びます。B,Cは発展的な論点(教授の決めるテーマ)を扱います。勿論、授業(教授の考え)により、この辺の取扱は大きく異なります。

6単位の僕の場合、A,Bまでが試験の対象となります。9単位のアレッサンドロは、Cまでを含みます。

60時間と書いてはいますが、実時間数にすれば、この4分の3程度です。以前も少し書いた通り、スケジュール上2時間の枠が各授業には割り当てられているものの、実際には90分しか教授は喋らないからです。

また、6単位と9単位の内容量比率ですが、大差ありません。実は。

指定教科書のページ数で言うと、50−60ページくらいです。それに加えて、教授が授業中に話した内容の量差も考慮する必要がありますが。。。いずれにせよ、僕の場合、単位数や評価は興味なく、単位取得自体が目標なので6単位登録で十分なのです。

試験の運営方法

授業が12月5日に終了し、その後試験が行われます。当面、4回分の日程が用意されており、その中から自分の好きな日程を選ぶことができます。例えば僕の授業の場合、12月16日、1月16日、30日、2月13日です。それぞれ試験の1ヶ月前からが登録期間で、オンラインシステムから申請を出します。

試験を受けるには、大学の発行する学生証が必要です。

試験は記述、口述、複合と様々です。僕の場合は、口述のみです。これは、授業毎に予め決まっています。

評価は、30点満点です。18点以上が合格(いわゆる可)です。30点満点ではあるのですが、特に優秀な一部の学生は最優秀評価に該当する”30 e lode”を獲得します。優秀と最優秀のような基準です。

試験が終わってしばらくすると、結果が伝えられます。僕はまだ体験していませんが、以前Ca’ Foscari Venezia大学で見たことがあるのは、教授に一人ずつ学生が呼ばれ、結果を口頭で伝えられます。点数に納得がいければそれを受諾する一方で、不満な生徒はそれを拒否して再度試験を受けます。

試験についてはアウトラインは全て書いたので、この話題は今回でクローズします。

以上

ケン

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