イタリアにおける「日本」とは

今回のテーマは、イタリアで見つけられる「日本」についてです。2000年代始めまでは日本の車と家電製品が有名だった日本ですが、今はどうでしょうか。

家電製品は、ザムスン

何よりもまず、家電製品の主流はサムスン(Samsung)です。例えば、テレビ。僕が初めてイタリアに行った1998年時点では、テレビから乾電池まで、ソニー、東芝、三菱(電機、当時)の製品が主役でした。ですが、今(2011−2012)は韓国メーカーが圧倒的に強いです。強さの秘密は、価格の安さです。この辺は、日本にいる感覚と大差ない感じです。量販店で見かける品揃えでも、泊まったホテルの室内テレビでも、見る限りはザムスン(Samsung)でした。

車と言えば、日本。だったが。

車と言えば、TOYOTA。あるいは、NISSAN。HONDA。そんな時代もありました。しかし、今は違います。HYUNDAIの車が、町中を走り、CMでもよく見かけます。日本車では、タクシー運転手を中心にプリウスが非常に売れているなとは思いますが、それ以外は本当に見かけなくなりました。数年前まではYaris(日本ではヴィッツという名前)もよくCMで目にしていましたが、今は昔ほどではありません。1998年当時は、RAV4をフィレンツェで見かけて「やっぱりRAV4は石畳の町並みに合うなー」と憧れの眼差しで見つめたものでした。

文化の輸出

モノから文化へ。これが、イタリアにおける最近の日本のイメージではないでしょうか。特に食文化です。キッコーマンの醤油。お好み(焼き)ソース。味付け海苔。シマヤのだしの素。緑茶、日本茶のパック。日本酒や焼酎、梅酒。ラーメン。たこ焼き。アサヒやキリンのビール。飲食以外で探すなら、アニメやドラマ、ゲーム。マリオカート、ファイナルファンタジー、スラムダンク、そしてワンピース。

更には、指圧や生け花、折り紙といった日常生活の一部としての日本文化も広がっていると感じます。技術の高さ一辺倒だった日本のイメージが、今はどちらかというと、繊細さと緻密さ、そういった点での評価に変わってきている感じがします。

いずれにしても、僕が嬉しいと感じるのは、技術の高さと言う一部の日本人が評価される分野だけではなく、食文化やアニメ・ゲームといった、より一般的な日本人でも語れるような分野のものがイタリアで受け入れられている点です。こういったつながりは、より長続きするものへと発展すると思うからです。

ではまたお会いしましょう。

ケン

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